西町曳山
にしまちひきやま

起源:延享3年(1746年)
屋根は、四方それぞれに唐破風と千鳥破風がある八ツ棟造りと呼ばれ、4つの金鯱が豪華さを際立たせます。
見越の「浦島太郎」はわかりやすい図柄で人気です。また、高欄や柱に多くの彫金が施されているのが特徴です。
【紋:三つ蔓柏】
にんぎょう
人形

えびす
「恵比寿神」
恵比寿神は右手に釣竿を、左手には大きな鯛を抱えていることから海のかなたから訪れた豊漁をもたらす神 、航海安全の神として各地に祀られています。また、商売繁盛の神様としても有名で、江戸時代から商業活動で栄えてきた八尾町にとって、これほどぴったりな神様はおられません。釣竿を持っておられる恵比寿様の姿には、「釣りしても、網せず」と言われているように、「商業の発展を求めても、決して欲を出して貪ってはならない」という奥深い考えが込められています。
おおぼり
大彫
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しかにじゅろうじん
「鹿に寿老人」
寿老人は、中国道教の南極星の化身だと言われています。また、福禄寿や上帝と同体異名という説もあり、名前のとおり長寿の神様です。杖に巻物、そして独特の帽子をかぶり、鹿を連れた姿で描かれています。現れれば平和が訪れ、隠れればたちまち戦乱が起こると伝えられてきました。
【明治6年(1873)彫師:番匠屋興八郎】
けんけし
見越

うらしまたろう
「浦島太郎」
浦島太郎は、大きな海亀のような生物が吐いた気から生じた竜宮城を見て驚いていますが、この亀は「蜃」と言われる「蛟」(海に住む龍)で、現れた城郭は「蜃気楼」です。
【彫師:番匠屋興八郎。彩色:当町人の湯本椿谷】
はちまいぼり
八枚彫

おきな(すみよしみょうじん) はくらくてん
「翁(住吉明神)」「白楽天」
中国の故事の人物である「翁(住吉明神)」「白楽天」「黄石公」「張良」などが描かれている。謡曲「白楽天」では唐船に乗った白楽天の目の前に小舟に乗った漁翁の姿で現れる。 白楽天は漢詩と和歌の問答を漁翁とおこなう。白楽天は漁翁の博識ぶりに何者かと疑うが、漁翁は素性を 明かさず、さらに舞を見よと白楽天を圧倒する。舞うとき、はじめて漁翁は住吉明神と素性を明かし、神風を起こして、白楽天を追いかえしたのである。
【明治6年(1873)彫師:番匠屋興八郎 彩色:成田五郎】
こわきぼり
小脇彫

てっかいせんにんとがませんにん
「鉄拐仙人と蝦蟇仙人」
蝦蟇仙人にはさまざまな説があります。終南山で仙術を学んだ中国金代の「劉海蟾説」。宋代の候先生と呼ばれる「薬売り説」。蝦蟇を使って妖術をおこなう呉の「葛玄説」など。いずれにしても蝦蟇を自在に操った人物で、古くから鉄拐仙人とともに絵画の題材になっています。鉄拐仙人は李鉄拐とも呼ばれ、空に向かって口をとがらせ、自らの魂(分身)を噴出することで有名な仙人です。この術によって、永遠に年を取らないと言われています。
【明治6年(1873)彫師:番匠屋興八郎】
ちょうちんやま
提灯山

夜には彫刻をすべて外し提灯に付け替えます。