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曳山Q&A

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​曳山Q&A

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曳山のギモンに
​おこたえします

HIKIYAMA QUESTION&ANSWER

Q1 曳山の高さと重さはどれぐらいですか?

​A1

それぞれの曳山によって多少異なりますが、高さは約7.5mで重さは約4tほどです。

Q2 何人ぐらいで曳山を曳くのですか?

​A2

曳山の梶棒を担当する「梶警(かじけい)」や、車輪を担当する「車警(しゃけい)」など15名ぐらいが中心となって動かし、他に子ども達や町の役員などが綱を曳きます。

Q3 八尾曳山祭の見どころはどこですか?

​A3​

​一番の見どころ​は角回しです。警護(けいご)の指示のもと、​綱を曳く人、梶棒や車輪を操る人など全員が呼吸を合わせて一気に角を回す迫力は、勇壮そのものです。​また、曳山を飾っている彫刻も細部まで素晴らしく、夜の提灯山も見事で数々の見どころがあります。

Q4 曳山の組み立てにクギは使いますか?

​A4​

クギは一本も使わず、その都度「緒縄おなわ)と言って、麻を手で​綯(な)った麻縄を使い、楮(こうぞ)の皮をむいた「楮ガラ」で麻縄を締めつけながら組み立てていきます。

Q5 曳山はどこに保管してあるのですか?

​A5​

​6台ある曳山のうち、3台は曳山展示館で展示していますが、残りの3台は各町の曳山蔵に解体して保管してあります。

Q6 曳山の二階に乗れる人はどんな人ですか?

​A6​

​曳山の神様をお世話する「神係」と、曳山を組み立てる責任者の「曳山大工」、4本柱を管理する「柱係」が乗っています。また、純真な子ども達も神様のそばに乗せてもらえます。

Q7

​A7​

八尾でどうしてこのような立派な曳山がつくられたのですか?

​江戸時代の八尾は富山藩の「御納所(おなんど)」とも、あるいは公定の産高すべてを納める「十免(じゅうめん)の地」とも呼ばれたように、蚕種業(さんしゅぎょう)をはじめとする商業活動が​極めて盛んで、その財力の結晶として6台の曳山がつくられました。

Q8

曳山の巡行になぜ獅子が先頭にいるのですか?

​A8​

獅子には悪魔払いの霊力があると信じられており、神様の御霊(みたま)をお迎えした神輿と曳山の先陣を切り、町内の隅々まで払い清める役割をしています。

Q9

​A9​

昔は女性は一切曳山に携わらなかったそうですが、それは本当ですか?

最近は女の子も曳山に乗ったり、綱を曳いたりできるようになりましたが、昭和の中頃までは曳山に携わることができるのは男性だけに限られていました。

​Q10​

​A10​

西町曳山の恵比寿様は大層大きいですがどのようにして2階にお載せするのですか?

まず白衣で目隠しを施し、釣竿、鯛、烏帽子(えぼし)、両手、両足、ご神体と分解して、公民館の座敷から玄関へ、梶板から曳山の二階へと運びます。ご神体の移動には最低でも大人5名が必要で、組み立てが完了するまで一時間ほどかかります。

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