曳山 <曳山の展示>

越中八尾に伝わる曳山は全部で6台。高さ7メートル50センチ、重さ4トンの二層式屋台山です。2階には神を宿した人形がのせられ、1階は楽器や唄を演奏する囃子方の部屋になっています。

富山藩の財政を支えた八尾町人の心意気のごとく、曳山の装飾には井波の彫刻、高岡の彫金、城端の漆工など加賀藩の名工の作が惜しげもなく散りばめられ、豪華絢爛の一言に尽きます。

八尾の曳山は1台に20余りの彫刻が飾られており、彫刻山とも呼ばれますが、それらのほとんどは漆を使った彩色が施されている贅沢で極彩色鮮やかな芸術山車です。

特に曳山の後方に飾られている大彫と見越は各町の趣向が凝らされた見事な作品ばかりです。

曳山展示館には常時3台が展示されてますので、彫刻だけでも60余りの作品を見ることができるのです。

曳山 <知られざる曳山祭前後の様子〜 その1:曳山の搬出式>

5月1日、曳山祭の前に、曳山祭を控え展示されていた3台の曳山が1年ぶりに各町へと帰ります。曳山展示館から退館することを搬出と言い、5月1日は朝9時より搬出が行われます。

3台が搬出し終わると、曳山展示館前で搬出式が行われ、各町と交わした預かり書を返還する式典が行われます。その後、曳山はそろって各町へと帰ります。

なお、5月1日はその他の3町にしまわれていた曳山の組立や午後からは各6町で行われる調曳きの様子もご覧頂けます。

曳山 <越中八尾曳山祭>

毎年5月3日に行われる「越中八尾曳山祭」。獅子舞を先頭に六本の曳山は法被姿の若者たちに曳かれて、華麗な時代絵巻きさながら坂の町を練り歩きます。また夜には1000余りの灯がともる提灯山となり、昼とは違った幻想的な美しさで夜の更けるまで人々を魅了します。

曳山 <知られざる曳山祭前後の様子〜 その2:曳山の搬入式>

曳山祭後、5月4日、今年展示される3台の曳山が各町を出発し、曳山展示館へ向かいます。展示館へ入館することを搬入と言い、5月4日は朝10時頃より搬入が行われます。

ところで、曳山をいつでも見学できるようになったのは、ほんの20数年前からだというのはご存じですか。それまで約240年間は曳山祭が終わればすぐに解体し山蔵に収められていたので、普段はその姿を見ることができなかったのです。

※現在でも展示されていない3台は山蔵に収められています。




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